

鋤焼で
祝い酒盛り
我が四人
滋賀の人への
幸の門出を
さやか
かずや
ひろし
せつこ
平成二十七年十一月二十八日

この企画は、父親がガンとの闘病中でも「謳歌」する生き方を実践し、86歳まで誇りを持ちながら前進したことを伝えるために始まりました。彼の晩年には腎臓病、心筋梗塞、前立腺がんとの闘いがありましたが、謳歌の精神を貫き、その生き様を示しました。
この企画の目的は、父の詩や文章、彼との出来事を通じて、家族の絆や人生のあり方について示唆を提供することです。彼の「謳歌」するメンタリティは同じ病気を抱える人々やその家族にとって支持となり、勇気や力を与えるでしょう。この企画が多くの人々にとって励みや支えとなり、家族の絆を深める一助となることを願っています。
生前の父は家族で食べるすき焼が大好きでした。
詩につづられた日は、sayakaの誕生日の前夜祭に自宅にて家族4人ですき焼きを囲んだことを書いています。
記された日にちは平成27年11月28日。西暦だと2015年の11月です。今思えば父はガンの闘病中で、薬の副作用によるとても辛い症状もあったときでした。
痛みがあり、苦しい状態で体調だけでなく精神的にもつらい状態でした。
それでいながら、めでたいときはめでたい!
父曰く「sayakaさんの誕生日なら前日にすき焼きをしよう!!」
父がそう言って開催された我が家でsayakaの誕生日を祝うすき焼き鍋パーティーでした。
父はすき焼きを作るとき、まずは鍋に脂身を充分に引いてから肉を焼きます。
その上に割りしたをかけて仕上がったお肉を割りたての卵につけて食べていました。
そのあとに肉を追加で焼いていきながら、野菜類や豆腐を入れていくスタイルです。
そして松茸麩。
松茸の香りとすき焼きの出汁がしみ込んだ麩は家族みんな好物でした。
ボクも今では父のすき焼きづくりに習って、同じ手順ですき焼きを作っています。
人が集まって鍋を囲むとなんだか温かい気持ちになりますよね。
「家族で鍋を囲んで団らんする・・・」
父はそんな家族の団らんに喜びを感じていたのではないでしょうか。
たとえ辛い病気であっても謳歌することを決して忘れない、とても父らしさを感じる詩のひとつです。
さらにこのすき焼き鍋パーティーのあとは、4人で自宅の近くのカラオケに行きました。
父が座る車椅子を押してカラオケへ向かう道中、何を歌おうかと話しながら歩いていたのを思い出します。
写真は9月10日にすき焼きを囲んだものです。大阪では残暑厳しくまだまだ暑さの残る気候でしたが、以前に父の書いたすき焼きの詩を思い出しさやかと母とボクとで鍋を囲んでみました。
・牛肩ロース肉(薄切り):400g
・焼き豆腐:1丁
・白菜:1/4個
・玉ねぎ:1個
・ねぎ:2本
・えのきたけ:1パック
・しらたき:200g
・生しいたけ:6枚
・松茸麩:適量
・卵:3個
・〆うどん:1玉

久しぶりのすき焼きは、なんだかテンションがあがりました。
写真は2回目の乾杯です。
2回目の乾杯は日本酒でした。
この日本酒は、sayakaのお姉さんが母・せつ子へのプレゼントとしていただいたものです。
「不老泉 特別純米酒」です。
このお酒は、滋賀県の高島市で栽培された米・山田錦が使われた純米酒です。
一口ふくむと芳醇なライトな甘味さがふわっと広がり、さらっとした舌ざわりでまろやかさがあって、喉を通るときはやわらかなキレがありつつも喉の奥へとスッと馴染んで自然に染み入っていくような感じです。
「美味しい!」
パッとみんなの目が見開きました。
特に日本酒が大好物な母は大喜び!!!
まろやかな美味さとほどよいキレ。ちなみに冷酒でよく冷やしていただきました。
すき焼きは比較的甘みのある鍋料理ですが、そんな甘みのあるすき焼きにも合うサッパリとした味わいで、すき焼きの味わいがより豊かになりました。
あまり日本酒を呑まないボクにとっても美味しく飲むことができ、またぜひ飲んでみたいと思います。
不老泉(ふろうせん) 特別純米酒
製造元/上原酒造(滋賀県高島市)
特定名称/純米酒
保存/静かな冷暗所
■タイプ:やや辛口
■原料米:滋賀県産山田錦100%
■精米歩合:60%
■アルコール度数:15度以上16度未満
〒520-1512
滋賀県高島市新旭町太田1524
TEL : 0740-25-2075 / FAX : 0740-25-5463
季節は進んで秋が深まっていきます。
冷えた夜には家族で鍋を囲んでおいしいお酒をいただく・・・
最高ですね!
ぜひ家族でお鍋を囲んでみてくださいね!


